水泳のクロールが速くなるためには、体幹の強化が非常に重要です。体幹は水泳の姿勢を 安定し、泳ぎの効率を高める役割を果たします。ここでは、水泳のクロールが速くなるための体幹トレーニングについて、詳細に説明します。
1. プランク
- プランクは体幹全体を強化するのに非常に効果的です。正しいフォームでプランクを行うことが重要です。
- 基本プランク: つま先と肘を地面につけた状態で、体を真っ直ぐに保ちます。背中が丸まったり、お尻が上がったりしないように注意します。この姿勢を最低でも30秒から1分間キープします。
- 側面プランク: 側面になり、腕を直角に曲げて体を支えます。身体が真っ直ぐになるように意識しながら、最低でも30秒から1分間キープします。反対側も同様に行います。
2. バックエクステンション
- バックエクステンションは、背中と腰の筋肉を強化し、水中での姿勢を 安定するのに役立ちます。
- 腹筋と胸を浮かせるようにして上半身を持ち上げます。背中の筋肉を意識しながら、少し留まってから下げます。これを10〜15回繰り返します。
3. バランスボールでのトレーニング
- バランスボールを使用したトレーニングは、体幹を向上させます。
- バランスボールに仰向けになり、膝を曲げて足を地面につけます。腰から背中を持ち上げ、バランスボールと一直線になるようにします。この姿勢をキープして10〜15秒間保ちます。これを3セット行います。
4. メディシンボールを使用したトレーニング
- メディシンボールを使ったトレーニングは、体幹全体を固定し、力を伝える能力を高めます。
- 床に座り、膝を曲げて足を浮かせた状態で、メディシンボールを両手で抱えます。体を少し後ろに倒し、背中をまっすぐに保ちます。この状態でメディシンボールを左右に回転させます。10〜15回のセットを3セット行います。
5. ダンベルを使用したトレーニング
- ダンベルを使ったトレーニングは、体幹の 安定感を高め、泳ぎの推進力を向上させます。
- 仰向けになり、膝を曲げて足を床につけます。両手にダンベルを持ち、胸の前で伸ばします。腕をまっすぐに伸ばした状態で、軽くダンベルを持ち上げ、胸の高さまで戻します。これを10〜15回のセットを3セット行います。
6. 泳ぎ姿勢でのトレーニング
- 最後に、泳ぎの姿勢を模倣したトレーニングを行います。
- 水中でクロールの姿勢を取り、腹筋と背中の筋肉を意識しながら、体を真っ直ぐに保ちます。この姿勢を10秒間保ちます。これを数セット行います。
これらの体幹トレーニングを定期的に行うことで、水泳のクロールの速度と効率が向上し、より優れた選手になることができます。新しい情報、正しい情報を取り入れて結果を出していきましょう。
水泳塾スワン高槻パーソナルトレーニングジム